書くのにかかった時間が、重要なの?

努力が重要、ってのは、努力する側(書く側)の視点であって、読む側の視点じゃあない。
スポーツ選手がどれだけ苦労してきたか、どれだけがんばってきたのか、なんてテレビみたいなメディアが面白おかしくエンタメ化するためにあるものであって、本当のところ、努力したかどうかなんてまったく関係が無い。プレイだけが、それを証明する。それしかない。
5分で書いたからどうかしたのか。1時間で書いたからどうかしたのか。
だいたい1時間かかるのなら、そもそも書き始めてから内容を考えている。着地点を考えていない。文章の核になる部分、たとえば僕の今日のこの文章で言うならば「時間なんて関係ない」という部分がないから、右往左往するのではないか。着地点を考えて動き出せば、あとは手を動かすだけの単純な労働だ。
「重要なのは、それを書いたやつが、その文章にかけた時間である」なんてヤツいるのか? 僕は面白い文章なら、別に5分で書いたやつだろうと、5時間かけたやつだろうと、かまわない。ここまで5分である。お楽しみいただけたら、僕はうれしい。
参考文:
ブログなんて5分で書ける
http://d.hatena.ne.jp/tek_koc/20100413/1271113518