逆チョコに加担してみよう

「逆チョコ? プッ、ギャグはツラだけにしてよ」というぐらいの顔をひっさげてk4です。誰がアブドゥル顔(ブ男)だコノヤロー! どっちかというと噴上裕也顔(イケメン)だっつーの! ミケランジェロのように美しいっつーの! 
そんなわけで、逆チョコの話です。こちとら女性にチョコレートをあげる気は毛頭なく、自分で作って自分で食べることに専念する、通称非モテです。自作系男子。…それ逆チョコって言うの?
まあ、流行なのか、男性でもチョコレートを買いやすい世界になってきて、ちょっとはマシなんじゃないでしょうか。バレンタインデーにガタガタ震えながら「誰からもチョコレートをもらえないどうしよう」とひざを抱える必要もなく、前日コンビニでこっそり買ったチョコレートを、机から出てきた風に装って「誰だよ!俺の机にチョコレート入れたやつ!」みたいな自作自演を泣きながらやる必要もないわけです。基本的に僕がたどり着いた結論は「チョコレート?甘いの食わない」と言う言い訳を学生時代に発明し、以降採用していました。今じゃ、自作します。
自分が作るチョコレート菓子というものは、基本的にクックパッドで検索したよーな、テキトーな作り方だったので、今回は、無印良品などの自作キットを買ってみよう、と考えました。あれだと分量も最小ですむし、いろんなヤツがそもそも入ってんだろ。よく知らないけど。
自作キット買うぜー、と考え店に行くと、なんと女性たちの集団が。ヤバイ。毒沼のようにHPが削られる。あの空間に、入ることができない。たぶんATフィールド。
というのも、クーベルチュールのブロックチョコレートだの、金型シリコン型だのとエラソーなヤツを購入するなら「ふん、キミらはバレンタインのときだけ集まる烏合の衆だろ。僕のように普段から使っている人間の邪魔なんだよね」と上から目線で見られるのに、今回買おうとしているのは、素人まるだしの自作チョコレートキット。簡単にできます、一人で!みたいなのが売り文句。…いま思ったけど、一人で作らないやつがいるのか。どうやって作るの?みんなで作るの?クギギ…。
え、で、買ったのかって?
そんなの、チョコレート屋で買えばいいだろ。なんで自作しなきゃならないんだよ。手作りバレンタインでおいしいつもりか、めでてぇなー。(泣きながら)