「会う」という概念

小学生たちが電車の中で話している声が聞こえてきた。何気なく会話を聞いていると、どうやらゲームの話をしているらしい。
「お前、今日大丈夫?」「うん、いけるいける!」「じゃあ○時に○○サーバで待ち合わせな!」
なるほど。最近の子供は、待ち合わせをして友人の家へ行くように時間を合わせてネットゲームをするのか。なかなか面白い。
最近の据え置き型コンシューマゲームは、ネットに接続されるのがデフォルトらしい。スタンドアロンのPCなんて、もうほとんどないように、ゲームもそうなっていくのだろうか。
話がズレたので戻すが、このように、人と人とが会うという概念が、すでに僕ら老人と彼らは違う。彼らの中では「みんなで集まって遊びに行っている」のだ。わいわい楽しく会っている。
ではブログを読むはどうだろう? メールをやりとりするのは? チャットをする、電話をする、どれを会ったと定義する? その境界線はどこにひく? なぜそこにひいた?