悪意とユーモアの関連性

ときどき、思わず悪意を露出しすぎて、人から真顔で「お前は最低なヤツだ」といわれることがある。ネタでもなく、非難である。まあ非難してくれるだけありがたいか。まだ救いがあるかもしれない。黙って見捨てられるよりは。
僕は、どうにもブラックユーモアが好きで、悪意というものが露見しやすい。悪意を踏襲しなければ、ブラックユーモアへはたどり着けないのだ。だから多くの人は、僕の悪意が強く見えてしまう。悪意が強く見えるのは人間として当然で、それが防衛反応だからだ。だから、僕を非難するのは、安全側の設計であり、それは正しい姿勢だ。
悪意を意図して振るいたくなってしまう。どうか、暴力のように振るうことがないように。自戒してコントロールしなくてはならない。目指すのはユーモアであって、悪意そのものではない。