16本骨傘を買った

たった数年で、大きく形状が変わっていくものが多い。携帯電話なんてわかりやすいだろう。10年前では考えられないような形と機能だ。
それに比べて、傘はあまり変化が見られない、なんて話を聞く。いつまであの形なんだ。もっと良い方法がないのか。傘は進化がない、なんていわれるが、そんなことはない。
まず重さが劇的にかわっている。次にさびない素材、折れない素材。さらに価格の低コスト化があげられる。見た目が変わっていないように見えるだけで、多くの部分で変化している。350mlのペットボトルよりも小さい折り畳み傘が作れたのは、このように技術の進化が進んでいるからだ。
16本骨傘も、そのうちのひとつだ。軽量化が進んだため、実用に耐えられるものになった(それまでは重くて使い物にならなかった)。たまたま入ったデパートで1000円ぐらいで売っていたのを買ったが、風に強く、なかなか安定した差し心地で気に入っている。
しかし、たしかに傘って、見た目はそんなに変わらないよなぁ。ヌーブレラとか、台風で折れない傘とか、ネタ的なものは出てきたけど、実際定着してないし。