ワープの概念

ふと気づいたこと。僕は移動手段というものについて、極端に興味がない。早い安い安全簡単快適であることが最大メリットであり、移動とは手段であって、目的ではない。目的地に着くことが重要であって、むしろワープでよい。
ところが、移動が好き、という人間がいて、中でも、移動の道具が好きという人が多いことに驚いた。車が好き、って、移動の道具として快適である、という意味かと思っていたら、どうやらそういうレベルじゃないらしい。
新幹線が好きとか電車が好きというヤツもいる。羽田に飛行機の利発着を見に行った、という話をされて「なんじゃそりゃ」と思ったが、どうやらそういう道具が好きらしい。
なるほど…そういう趣味のヤツがいるのか…やはり趣味は奥が深い。非難しているわけじゃあなくて、なんというか、特殊なのかと思ったら、わりと多いことに驚いた。
移動なんてワープと同じじゃないのか。早い安い安全簡単快適であれば、別にどれでもいい、という僕のような人間のほうが少ないのかもしれない。
その間、いろんなことが考えられる強制空白時間、と考えると、面白いことを考えられるから良いかな、とは思うが、移動そのものが楽しいかぁ…個人的にはSMより理解が難しい概念だ。