特殊能力:『時刻表解析(タイムローダー)』

時刻表が1000号だそうだ。創刊は1925年。過去最高が200万部売り上げている。…あのさぁ、すげー素朴な疑問なんだけど。みんな時刻表って読めるの? あれって特殊能力なんだと思ってた。というか、少なくとも僕は読めないんですが、200万部も売れてるんでしょ? 通算で200万部じゃあないってことは、つまり…200万人は少なくとも読めるんでしょ? 読める人が、そんなにいるの?
たしかに鉄道ってのはファンが多いし、鉄道模型はキングオブホビーの一つかもしれないが、時刻表…もしかして読めるのはフツーだったのか。まあ、フツーだから読めなくて恥ずかしい、とは一切思わないし、乗り換え案内で検索すりゃいいんだから、別に知らなくてもいいじゃない。
しかしあの時刻表ってデザインを考えたヤツは見てみたい。どんな灰色の脳みそしてんだよ。時刻表のデザインって、たぶんあれが最適解なんでしょう。1000号もの間、あの形状をしている。そこがすごい。ルービックキューブもそうだが、あの形状に思い至った思考がすごい。
ちなみに僕はそろばんができるが、それもすでに特殊能力だと思う。そろばんの形状は、まあまあだな。あんなに球いらんだろ、とは思うが。

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世相映して84年 「時刻表」通算1000号
http://www.yomiuri.co.jp/book/news/20090417bk02.htm