漫画好きに貸せる漫画、貸せない漫画

昔、会社のOLさんと漫画の貸し借りをしたことがある。自分の触れないジャンルのものが多数あって、なかなか良かった。結局のところコストの問題で、手の出ない漫画というものはある。コストは金も時間も労力も場所も意識も含めてのコストだ。相手にはそれなりにウケしそうな漫画を貸した。口では面白かったと言ってくれたが、実際どう思ったのかは知らない。
最近の僕の中での大ヒットである「キャノン先生」だが、これ、誰か知り合いに貸し出せるか? と考えると、答えはNO! 以外にない。ドオタの友人だったら「自分で買え」というだろうし。
なんだろう。漫画好きだと自分でも言っているし、相手も言っていたとしても、貸し出せない漫画というものがある。小説でもあるだろうか。たとえば毒本と言われる本が面白かったとして、それを他人に貸し出せるだろうか? 貸し出せない本っていったいなんだろう? 逆に貸しやすい本ってどんな本だろう?
貸しやすい本って、感動本とか貸しやすい。泣ける話とか、ハズレなく貸し出せるだろう。それから巻数が少ないもの。完結しているもの。絵が見やすいもの。などが考えられる。逆に相手を傷つけたり破壊する可能性がある本は貸し出せないだろう。