バクマン。的な話

「正直に言うと僕達だって何が当たるか当たらないかなんて完璧にはわからない。それがわかれば新連載があんなすぐには終わらないだろ。ははは」

そりゃそうだよなぁ。大ヒットを飛ばした大御所だって打ち切られる。読者だって、あの人の漫画、今回はツマンネーなぁ、って感じることがある。そういう漫画を大御所が描いている。つまり大御所本人は当たると思って描いたのに、当たらなかったってことだ。編集者だって、面白いかどうか、ヒットするかどうかなんて、わかんないんだろう。
そりゃ誰だって打とうとして、バッタボックスに立つだろう。だけど、誰もが打てるとは限らない。少なくとも、バッタボックスに立てるように努力するしかないのだろう。