怒る病、悲しむ病、笑う病

時々、街中でなぜか怒っている人を見かける。肩がぶつかったとか、足を踏まれたとか、そんな小さなことだ。電車が止まっていて駅員に怒鳴り散らしているおっさんもいる。
なぜ彼らは怒っているのだろうか。怒って得をしたことがあるか? とても問題が解決したり、改善したりするようには思えない。ところが、それが抑制できない人間がいる。それはうつ病のように、コントロールできないのだとしたら、病気と定義できるのではないか。
躁鬱病の逆。というかベクトル違いというか。そういう症状を病気と定義する医者が出てきそうだ。悲しみ病とかでもいいだろうし、笑い病でもいいだろう。病気を定義するのは医者だ。火病なんて揶揄で使われるけど、実際、文化結合症候群として認知されているようだ。でも、日本だって、そういうヤツがいる。さて、どうしたらいいんだろう? 改善方法や解決方法はあるのだろうか。今は解決できなくても、いつかできると信じて、その病名はつけられたはずだ。どうか、良い対処方法が発見されることを祈る。