そんな簡単に努力できたら苦労してないんじゃボケ!

なんか、最近、努力について考えている。
端的に言うと、僕は努力できないのだ。やらなきゃ成功なんてありえない、ってわかっているのに、つい目の前の面白いものに飛びつき、おいしいものを食べ、楽しいものを見て、楽なほうを選んでしまう。それは愚かだからだ。それは先が見えていないからだ。人間の最大の能力は「先を見通す能力」だと思っている。他の動物に比べると、この能力が恐ろしく高い。この話はまた今度。
とにかく僕は、努力ができない。ちょっとずつやっていれば、いつかたどり着けるさ、と楽観している。だから結局のところ、たどり着けない。たどり着けていない。砕けたガラス瓶の山から、ガラス片を探している。一日にひとかけらしか見ていない。全部を見なきゃ、たどり着かないって知っているくせに。向かっているつもりになってしまう。