一年の十二分の一が終わりました チョコレートシフォンケーキ編

さて、今年の最初に立てた目標の、十二分の一は、進行していますか？　目標と予定の違いはなんだろうか。到達地点の日数が明確ではないことだろうか。
僕は今年の目標どおり、3回目のケーキ作成を実施。今回はチョコレートシフォンケーキ。バレンタイン間近ですからね。あまいの欲しい季節です。ションベンちびりそうです。ええ。誰からも貰らえないのなら、自作しちゃえばいいじゃない、の精神です。この僕に精神的動揺による操作ミスはないと思っていただこう。
もちろん、材料を買いにお店に行くと、そこにはバレンタインコーナーが！　おいおい、僕、今日、スーツなんですけど。え、ああ。もちろん、僕の脳内お姉ちゃんの命令は聞こえてますよ。「関係ない。行け」はい。買ってきます。おい、そこの女子高生ども。退け。チョコレートの材料が見えんではないか。OL、女子高生、店員の（違う意味で）熱い視線を背中に受けて、チョコレートの材料をゲット。こいつを湯煎にかけて溶かして混ぜ込めばいいんだろ。簡単だ。やってやるよ。
……ところで、湯煎するってなんだ？　知識として知ってはいるが、こんなブロック状のものをどうやって湯煎するの？　ぶち込んでも簡単に溶ける気がしないんだが…。調べてみると「細かく砕いて湯煎する」らしい。…細かく砕くって…ハンマーかなにかで叩くのか？　包丁の裏とか麺棒とかで？　そんなの飛び散るし、そもそもやかましくて夜中にできるわけないだろ（ちなみに、これを作ってるのは平日の夜0時。お前、暇なのか？）すり鉢で擦るのか？　それだと「目」の中に入ってしまって、困るだろ。スライサーで削るのか？　それも効率が悪いし、そんなに小さくなるまでできないぞ？　うーん、……わからん。とりあえず、袋に入れてペンチでつぶそう。（ちなみに後で調べたら、包丁で削るらしい。おいおい、砕くじゃなくて削るって書けよ！）
ようやく湯煎したチョコレートを、タネに仕込んで、オーブンへ。完成。今年の目標、3回目クリア。…しかし、チョコレートの湯煎でおそろしく手間取ったせいか、またもやパウンドケーキみたいな硬さになってしまった。味は悪くないんだけど、シフォンケーキか、と言われると疑問がある。マーブルチョコレートケーキ。うーむ、なかなか難しい。というか、まともなシフォンケーキを一度100点出してから次に行けばいいのに。いや、だってバレンタインだからチョコレートだろ。ここは。時期的に。ああ、今、こんな長ったらしい文章書いていて気づいたけど、あそこの自作チョコレートコーナーにたまってたOLさんとか女子高生とか、自作チョコレート作って誰かにあげるんだろうなぁ。え、ああ、病気の子供はいないのか。そうだよね。自分で作って自分で食べるに決まってますよ。はっはっは。なんだかこのチョコレート、しょっぱいや。チョコレートの材料が余ってるから、次もチョコレートにチャレンジ予定。