最近の著作権周辺の動きについて

一言で言うのなら、「稚拙」なだけ。
著作権周辺の問題と解決方法は、これからもっと発展する。これからもっと成長する。それほど今、なされているものは、幼くて、小さくて、脆弱だ。
制限すれば済むと思っている思考が、絶望的に幼稚だ。子供の頃、クラスで嫌いなアイツを殺せば自分が幸せになれると思っていると同じぐらい。テレビを見せない、ゲームをさせない、ケータイを持たせず、ネットに触れさせなければ、子供がまっすぐ育つと信じている幼稚な大人が、わりといるようだ。宗教のように自由だ。それが教育だとか、それが虐待だとか、定義するのも自由だ。
だけど。
制限すれば済む、殺せば済む、自分だけの権利主張、それがあなたの目指したものなの? 本当にそうすれば目指す世界にたどり着けると思ってるわけ? アメリカの訴訟大国を見ていて思う。「書かれていなかったから」って理由でイチャモンをつけてむちゃくちゃな訴訟で企業が負けたりする。それ、イチイチ全部かいてたら、ハンバーガー買うたびに六法全書を渡さなきゃならないだろ。PL法とかも、アホらしい。そんなもので安全な世界になると本気で信じてるわけ?
皿に開いた穴を埋めることで漏れをなくして、自分がお腹いっぱいスープが飲めるって信じているだけだ。
スープを作れよ! 皿を新しくしろ! 他の食い物食え! そもそもたいして腹なんて減ってねぇだろ! もっと美しいツッコミを見せろ、この僕に!