学術と芸術

「逆さめがね」というものがある。かけると視界が上下反転、左右反転、上下左右反転する(3種類あるらしい)。心理学的分野で使われていたりする。視覚が人間に及ぼす影響は、かなり大きいだろう。「そんだけだろ?」と思うかもしれないが、そんだけでとんでもなく面白いと思うんだよなぁ。
これ、すっごい見てみたいんだけどさぁ…どっかで見られないの? 現代社会、僕みたいな無学な人間が、こういうものに触れられるのは、芸術しかない。芸術は「裕福さ」に依存している。日本人は裕福だから、誰もが芸術に触れることができる。もっとも、そのせいで、セレブ気取りのゴミも大量でてくるが(本当に芸術好きな人間から見たら、邪魔以外のなにものでもないだろうが)学術のバリアフリーは、まだ先だろう。
なんか面白そうだから、って理由だから、高い金だして買う気はないんだけど、ちょっとしたアトラクション的なものとして、あってもいいと思うんだよなぁ。
ダイアログ・イン・ザ・ダーク」もそうだけど、こういうのをエンタテイメントとかアート(芸術)として、成り立たせるのは、ディレクタとかプロデューサ的な能力なのかなぁ。