間違える用語

×まんがんぜんせき(満願全席、万巻全席、満貫全席)
○まんかんぜんせき(満漢全席)
ずいぶん前だけど、間違えたままこの用語を使ったことがある。一応調べるようにはしているんだけど、グーグル先生で検索して「こっちのほうがヒット多いから、こっちかなぁ」と思って乗せることがある。でもさぁ、間違ってる人も多いので、怪しい単語は、ちゃんと辞書とかウィキペディアとかで調べて使おうと思います。そういえば、「カトブパレス」「カトブレパス」「カトバプレス」もどれだかわからなかった。正解は「カトブレパス」。
で、ここ数日、ちょっと文章打っていて、気になった単語がある。
「とりただされている」「とりだたされている」「とりたざされている」「とりざたされている」
この4種類。どれなんだろうなぁ…なんかよく耳にする気がするけど、どうもよく覚えてない。なんとなく使い方はわかるんだけど、明確な意味がわからない。と思っていたので、辞書を引いてみた。答えは「とりただす【取り糺す】」で意味は「取り調べる」でした。
大間違い。正しくは、「とりざたされている」。「取り沙汰(名詞)」+「されている(「する」が受身に変形)」という形状。「取り沙汰」でひとつの名詞だった。そこで区切るのかよ。意味「世間でうわさをすること。世間の評判」でした。

で、ここまで前振りで本文なんですけど、ちょっとメタ化して考えてみた。
こうやって「わかんないけど、たぶんこうだろう?」と思う単語は調べれば良いし、間違えている可能性を、自覚している。それに比べて、一番間違えるものは「正しいと思い込んでいるもの」だ。また、調べる方法が不明確なものは難しい。