「なぜ生き物は死ぬのか?」の解答

答えは「進化するため」だ。
その発想は、DNAレベルにまで遡る。自然環境に完全に適応するため。ただそれだけのために、生きて、死ぬ。他者のDNAを取り込み、自分のDNAと混ぜ合わせ、変質させ、未来へ子孫を残すことを、原始生物は選び進化した。より最適化された子孫が存在するため、古いシステムは破棄されていく。それが進化における死の本質だ。進化の最終形態とは「自然環境に完全に適応する」ことである。
ところが、あるとき、ミュータントが生まれた。その生命体を「人間」という。人間は「自然環境に適応する」のではなく「自然環境をコントロールする」方法を見つけた。まだ、完璧ではないし、問題も多い。しかしこの考え方は進み、やがて問題が解決されるとしたら、進化の必要は、一切なくなるだろう。そのとき、人間は動物であることを超え、生む必要、死ぬ必要が、なくなる。

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ベストセラー小説の書き方 読了 最近、小説読んでないなぁ…
今日の買い物
いいなり!あいぶれーしょん(2) 買うつもりはなかったのに…残り一冊を見て、思わず手に取ってしまった。限定品や話題の商品を欲しがるのは、貧しいからだ。自分が真実に欲するものを買え。