真似ると学ぶ

最近、荒木先生をさまざまなメディアで見かける。音楽でも、映画でも、ゲームでも、小説でも。なんで、漫画以外でこんなに見かけるのかなぁ、と考えると、たぶんジョジョを読んで育った年代が、表現者として権力を持つ年齢になったからだ。
優れた表現を見て育った年代が、その表現を真似るのは仕方がないことだ。そこから学ぼうとする意思があり、そこから発展させようとする意志がある人間が、次の優れた表現を考え出すだろう。著作権にひっかかるようなうわべだけの真似ではない。そこから学んだ人間が、次へ進む。