音楽CDを買うのって、もうマイナーな趣味なのでは?

うたわれるものらじお」とか「らき☆すた」のアニソンが、オリコンチャートに入ったりするというニュースを聞いて思ったこと。
音楽をほとんど聴かなくなってだいぶ経ちますが、別にやめようと思って止めたわけではなく「聞くと脳の処理を数%持っていかれるのが気に入らない」という理由で聞かなかないでいたら、聞かなくても平気になった、というだけ。考え事をしていたり、妄想をするのに音楽が邪魔。音楽「が」空白な脳みそに世界観を構築してしまう。
で、音楽は聴かないけど「うたわれるものらじお」は聞いているわけですよ。移動中とか、料理をしながらとかの間、なにも考えたくないようなときに聞いて、笑っている。インターネットラジオをつければ無料で流れているものなのに、オリコンに入っちゃうぐらい多くの人が、このラジオに金を払って、無料で手に入るものを買っている。
違法のP2Pで音楽データがやりとりできるから売り上げが落ちた、って発想はどっからきたの? 誰が言ったの? オタクは無料のものにだって金を払っている。P2Pなんて関係ない。無料かどうかも関係ない。
そもそも、多くの人が音楽を聴きすぎだっただけだ。趣味とはマイナー化していき、オタク化していくもので、音楽を聴くことが趣味のオタクな人間が聴けばいいだけだ。小説のベストセラーの冊数も減っていくだろう。漫画の売り上げも落ちて当然だ。映画を見る人間もマイナーになっていく。ほかに趣味がある人間は、音楽なんかに脳を使っている暇はない。もっと面白いことを考える。音楽なんぞにCPUを使うより、もっともっと自分が楽しいと思うことに時間を使う。