メディアの最大容量と貧乏度

CD-Rとかって、最近めちゃくちゃ安いじゃないですか。1枚40円ぐらい? もっと安いのかな。覚えていないけど。まあ、とにかく安い。そんな値段なので、他人に渡したいデータがある場合、10MBしかないけど、ちょっとしたことですぐにデータを焼いて渡せる気楽さがある。でもさぁ、残りの600MBだか700MBだか知らないけど、それ、空白なわけで。
CD-Rはだいぶ安いから、そんな気分になれるのだけれど、DVD-Rはまだそんな気分になれない。DVD-Rって今、いくらぐらいなんだろう。こちらも値段をあまり知らない。けっこう安いはずだ。それなのに、いまだに気楽に焼けない。貧乏臭く「まだ2GBしかないからなぁ。もうちょっと溜まったら焼こう」という気分になってしまう。
このメディア空白貧乏って、きっと裕福になってきたらどんどんなくなっていくんだろうなぁ。テレホーダイとかそんな時代、無料時間にいっぱい回らなきゃ!と思って巡回ツールとかを駆使していた。登録されいてるURLを自動巡回してHD内に溜めておくのだ。けれど、今はまったく見かけない。好きなときに好きなサイトを見るし、検索してたどり着いたどうでもいいサイトを眺めていたりする。
回線速度がどんどん速くなって光ケーブルよりも早く安定した常時接続が可能になれば、そのうち、動画だってダウンロードしなくなるんだろう。メディアにバックアップをとることさえしなくなり、物理的に場所もしらないところにあるネットワーク上のサーバに取っておくようになるだろう。
もっと便利になってほしい。上を見れば切りがないかもしれない。だけどとりあえずではあるけれど、暫定的ではあるけれど、どこかしらを目指して歩いていく。そこに到達したらきっとそのときには別の目標地点ができているのだろう。
現状僕としては、DVDとか焼くのもケチらないぐらいになってほしい。