アニメ化する意義

「うたわれるもの」全26話を見た。いやー、専門用語、わっかりづらいなぁ。ゲームでやっているから、なんとなくは覚えていたけれど。良いデキで満足。話しもきれいにまとまってるし。なにその超展開ってのも、なんとなく「ああ、そういう世界か！」と最後に思わせるアニメのテンポの良さを感じました。
しかし、いろんなものがメディアミックスして、お互いを支えあうシステムになっているのは、より良いことだとは思うのだけれど、それによって失われるものもあるんだろうなぁ。たとえば、原作に忠実だから良かったと評価されるものと、勝手なストーリーを作ってふざけんなと評価されるものがある。また、忠実だから良いというわけではなく、原作ではイマイチわかりづらいところはもっとわかりやすくしろよと言うアレンジを求められたり、放映時間に合わせるために無理やり詰め込んでわかりづらくなったりする。
なぜか見かけないのが、作画が崩れてるけれど、わかりやすかった！という評価。なぜそういう評価はないんだろうか。週間連載の漫画の場合「なんだこの手抜きのコマは」というのがあるときも、わりと許されるのになぁ。コミックスで修正されるみたいに販売するDVDで修正されていればいいじゃん、という発想は、今の流行ではないのかもしれない。