デジカメの姿勢

最近のデジカメ事情というものの情報を更新していなかったので、さっぱり知らなかったが、世の中のデジカメで、一般ユーザが使う画素数が1000万画素クラスになっている。1000万画素!?お前ポスターでも作る気か?というような画素数だ。携帯電話にくっついているデジカメが光学二倍ズーム搭載で200万画素(僕が持っている携帯)になったとき、デジカメはなくなるんじゃないか?なんて思っていたがとんでもない。1万円台のおもちゃみたいなデジカメが300万画素の時代で、それ以下の画素数なんて見つけることが難しい。売れ筋は、700万画素から1000万画素ってところだろうか。1000万画素なんていったい何に使うんだろう?と疑問に思うが、普通の人は思わないだろう。画素数なんて高いほど良い、としか認識していないのかもしれない。
デジカメ売り場を眺めていると、そういった「一般人に受けるデザインのカメラ」というものを感じる。売れ筋といわれるものはたいていこれだ。結局、それってみんな同じような感覚に陥る。五教科全部80点を取れる優秀なデジカメだ。だけど、みんながそれを目指すなら、僕は違うところでもいいかな、と思えた。一教科だけ120点取れるけれど、あとはばらばらというデジカメを買った。
僕のデジカメは画素数も弱い。処理も遅い。売れ筋よりも大きいし、レンズの自動カバーもないから一手間かかる。だけどズームが10倍まで利くし、インタフェースもなかなかわかりやすい。(買ったの10月だけど)