どんだけ癒す気だよ

最近死にそうなので、セラピーに頼ることにした。本屋へ行くといろいろなセラピーが僕を癒してくれるはずだ(>危険が危ない的に意味かぶってる文章)本屋に行ってから気づいた。すごい。むちゃくちゃ量がある。ワンコーナーどころか、ワンジャンル確立してるのか。セラピー。ありとあらゆる癒し系の本が並んでいる(ところで「いやしけい」の一発変換目が「イヤ死刑」だったk4です、こんにちは)癒し殺す気かコノヤロウ。アロマセラピーとかペットセラピーなんて、もうメジャーすぎて誰も目に留めない。ヨガセラピーやらダイエットセラピーやら恋愛セラピーやらネイルセラピーやら、なんでもありか。そのうち仕事セラピーとかニートセラピーとか病気セラピーとか出てくるんじゃないの?ぐらいな勢いだ。みんなどんだけ疲れてるんだ。僕も疲れた。生きるのに疲れたから、どれか!癒して!僕もセラピーして!

しかし、そのコーナーをぶらぶらしても、どの本にも呼ばれない。僕も呼んでない。どれも読む気がしない。表紙を見ただけで「うわー」とか思ってしまう。「○○があなたの心を救ってくれる」とか「疲れたあなたへ」みたいな表紙を見るだけでうんざりしてくる。そう、もう、終わりだ、わかっていたんだ、知っていて、自分を騙そうとしたけれど、自分も騙せないような嘘は、意味がないんだ。わからないフリをしてみたけれど、だめだった。知ってたんだ、本当は。他人から与えられる癒しなんて、そんなもの、存在しないってことを。
癒しなんてのは、自分がそう感じるしかないんだ。他人がどうしたって意味がない。そんなわけで、どうでもよさそうな本を買うことにした。読書セラピー。

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ブスの瞳に恋してる 鈴木おさむ ちらっと読んだけど、ホント、どうでもよさそうで良い。