健康になるためには

「これさえ飲めば健康」とか「これをやると健康に良い」とかそういうものが、世の中に蔓延していて、それを信じる人がいるみたいだけれど、本当に健康になりたいのであれば、もう少し健康的な生活をしてはいかがだろうか。たしかに、気を使っていても病気になる人は多いだろう。しかし、サプリメントやエステやその他健康グッズで健康になった気分になっている人間が多すぎる。はっきり言うと、そういう人間は健康に気を使っていない。使っているつもりになっているだけだ。なっているだけで、幸せ気分なんだから、それはそれでいいじゃない、とも思うが。健康の秘訣はこれだ！というものがあったのなら、それはその人はそうだったというだけだ。信じる神は個人の自由だろう。ただ、それを僕に信じろというのは、無理な話だ。
これを飲んでから酒を飲んでも肝臓が痛くなくなった、というのなら、酒を止めてはいかがだろうか。これを貼ると翌日筋肉痛が残らないというのなら、それは人間の循環系統を壊しているのではないだろうか。睡眠時間を削って遊んでも肌荒れしないというのなら、もっと睡眠時間をしっかりとってはいかがだろうか。太ってきたからラーメンを控えるというのであれば、運動するかカロリー計算してはいかがだろうか。
当たり前のことだと思うが、健康オタクの人々は、根本的な解決をしようとしない。アクロバティックな方法で健康になろうと努力しているフリをしたがる。健康に気を使っているというのなら、もう少し健康的な生活をしてはいかがだろうか。
じゃあ、とりあえず「健康ってなんだろう？」と考えるところからはじめましょうか。他人から言われたことではなく、自分の脳みそで考えるように。1個は持ってるんだろ？ちゃんと使いなさい。