ジレンマ

たぶん、部下を持つとか、他人に指示する立場に立ったことがある人ならわかると思うんだけれど、自分が2人いれば済む話なのに、残念なことに自分は1人しかいない。そのため、部下が5人必要になることがある。技術面に関しては、可能な限り複製していこうと思っているが、管理面になると難しいようだ。この問題はどのように解決していくのだろう。5人いれば5人の考えがあり、新しい発想にはたどり着くはずなのに、どうもうまく動かせない。それは指示者(自分)の能力が低いからだろうか。どうしたらうまく動かせるのだろう。そういうことを考えよう、という意思を持てば、いつかうまく動くだろうという楽観はある。
アホな部下ばっかりだ!という人間はなりたくない。
追記:
さて、このように自己の技能を持つ人間を複製していくと、後輩のほうがコストが安く、技能は同じ、という存在が完成する。そうすると僕は用済みになる。これを悲観的に捕らえる風潮があるようだが、僕はむしろそういうことを推奨している。ほかの事ができるじゃあないか。その仕事をその部下にやらせて、いままで手付かずの部分を進めることができる。なので、どんどん複製するようにしている。あんまりそういうふうには思わないんだろうか。