君にある能力、僕にある能力

多くの人々を眺めていて思ったことだが、自分では特別だとは思っていないけれど、それができない人間はわりと多いようだ。その能力とは「許容する」と「否定する」である。
実例をあげる。
「酒を飲んでストレス発散」って本当にあるのか?多くの人は、それを信じているようだが、僕はまったく信じていない。そんなものは酒を飲んでも解決しない。
「ストレスが溜まる」って本当にあるのか?多くの人は、それを信じているようだが、僕はまったく信じていない。そんなものは溜まらない一時的な負荷である。
「一人が寂しいから嫌いだ」って本当にあるのか?多くの人は、それを信じているようだが、僕はまったく信じていない。一人が寂しいのはわかる。それは当然だ。そういう状態を寂しいという。しかし「寂しいことは嫌い」というのはウソだ。寂しいことは楽しい。

このように「多くの人が信じているから本当だ」と思わない能力。「多くの人が否定しているが自分はそう思う」という能力。誰にだってある。僕にだってある。君にだってある。それなのに、ないと思い込んでいるだけだ。