北斗の拳

コンビニに行ったら、ラーメン「ラ王」のカバーが「ラオウ」になっていた。良くみるとケンシロウパッケージもある。さらによくみると、一角が北斗の拳コーナーになっていて、北斗の拳ティッシュやトレカなんかも置いてある。なんじゃこりゃ?と思ったら、どうやら北斗の拳の映画化があるらしい。おいおい、お前、ハート様はちゃんと登場するんだろうな。なにしろ北斗の拳マージャンにもゲームセンター版北斗の拳にも出てくるイケメンハート様ですから。そりゃあ登場するでしょう。汚物君も出るに決まっています。北斗の拳といえば「アタタタタ」「お前はもう死んでいる」「あべし」「ひでぶ」「汚物は消毒だ」です。
ところでさぁ…ラオウがさぁ…その、もうちょっとこう、頭がよかったらすごく良い世界にできたはずだよなぁ。部下に信頼されるとかさぁ…。統治の方法を学ぶとかさぁ…。というのも、「新救世主伝説」って、ケンシロウって別に救世主じゃないよなぁ。だってラオウ倒して終わりだよ?お前、この世界のトップぶっ殺して終わりかよ。世界大混乱するっちゅーねん。統治してくださいよ。迷惑だよ。
と、漫画にまじめに突っ込む空気読めてない検定6段の僕がきましたよ。>カエレ!

え、と。続きます。
あの、クリスタルキング略してクリキンの「愛をとりもどせ」はもう、すごい名曲なんですけど、新しいアニメのために、再度レコーディングして、新曲として歌ってるんですよ。で、それを聞いたんですが、あれぇ?この人こんなにパワーなかったっけなぁ?という印象。もちろん旧バージョンは子供の頃に聞いただけなので、もしかしたらたんなる望郷の念というか、昔を懐かしんでキレイな思い出に記憶を書き換えているのかわかりませんが。
なんていうか、うーん。そう、一番近い表現は「薄い」。厚みがない。昔から高音で剃刀みたいな音だなぁという印象だったんですが、それでも厚みがあって、真剣を思い起こさせる。ところが今は、なんというか、ペラペラした印象。パワーの問題だとしたら年齢には勝てないわけですが、なぜ勝てないのかと言うと、「同じ方向を目指すから」です。若いときに到達した地点を目指してどうする?そうじゃあなくて、若い連中にはできないことをしようよ。スタミナとか腕力とかそんなところじゃあなくて、昔から変わらないとかそんなんじゃあなくて、もっと別の地点を目指そうよ。機材がよくなっていろいろできるようになったとか、そんな小手先のことでもなくて。積み上げてきた実績があるだから、もっと違う高みへいけると思うわけです。声優もそうだけど、古い人がいい、昔のままがいい、という発想は、わからなくはないけれど、新しいものはそれでは生まれないと思う。