滝野智の「でも遊ぼうぜ」論

高校3年生受験の夏に別荘の海ですいか割りをしながら一人がつぶやいた。
「あたしたち、今年受験なのにこんなことしてていいのかなぁ」
智「いいわけないじゃーん!でも遊ぼうぜ。」
方向を前向きにするエネルギーのある台詞だ。この文法展開って、すごいんですよ。いろんな応用がきく。いけないことをしているとか、アホなことをしているとか、突然「こんなんでいいわけないよなぁ」という問題に対しての解答がすべてここに集約される。「アホなことばっかりやってていいわけないじゃん!でもやろうぜ。」ほかにも、問題が多かったり、すごく面倒だったり、自己嫌悪に陥るような状況で、やらなきゃならないのに、やれないことに対しての解答でもある。「すげーめんどくせぇよ、やりたくねぇよ。でもやろうぜ。」つよきすグッズはもういいよ、多すぎだよ。飴なんて雛姉さんからもらうだけで十分だよ。でも買おうぜっ!このように駄目な方向に進む場合もあるので、コントロールに注意が必要である。