さーて、今週の太臓もて王サーガは?

違うんだよォォオオ!僕の中では宏海×矢射子(ツンデレ)派じゃあなくて、宏海×あいす(素直クール)派なんだよォォォ!土いじりは心が落ち着くんだよォォ!猫のウンコは嫌いだよォォ!ところで、猫のウンコが好きなやつがいたら、かなり怖い。それよりオマエがそんなことを熱く語っているところのほうが、ずっと怖い。かなりとずっとはどちらがより上位なのだろうか。互換は効くのだろうか。どうでもいい話で引き伸ばしてみた。別に文字制限があるわけではない。でも、やっぱり宏海×あいすだよなー。きっと。たぶん。だといいね。うん、そうだね。
ぽわんぽわんぽわんぽわわわわ〜ん(頭の位置から煙が出て脳内を映像表現するときの手法。枠にはモヤがかかっている。)
('A`)゚o○(

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終了報告書 00A-B01-08xx
AA県BB市内にて、間界人XXと間界人YYに対する問題。解決。
詳細は別紙アルファを参照。
領事官名:あいす

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書類を書き終わり、メール添付して送った。彼女は椅子に座ったまま伸びをして、次の案件を頭の中で整理しはじめる。切り替えの早さはわりと自信がある。すぐに冷静になれる自信も。最近は実界も間界もどんどんインフレが整っている。それだけ便利になっていて、それだけ誰かが用済みになっているのだろう。手紙がなくなれば郵政省は用済みになり、郵便がなくなれば運送業者は用済みになる。それ自体が悪いことではない。より新しい手法を導入することにより、どこかで誰かがより便利になり、その新しい手法を使うために、操作できる人間が必要になるだろう。郵便配達員の代わりにネット管理者が必要なったように。私もいつか用済みになる日がくるのだろうか。別の手法で取り締まることができるようになれば、きっと用済みになるだろう。
間界領事という仕事をしている彼女の名前は佐渡あいす。実界にきている間界人の取り締まりが彼女の役割。生まれたときからそれは決まっていた。これからもその仕事を全うしていくだろう。理由はない。あの太臓が王子のように、彼女は生まれたときから領事と決まっていた。ただそれだけのことだった。署名が「あいす」だったのは、間界には苗字がないから。佐渡という苗字は実界にいるときだけ使われる他人行儀な所属を表すようだ。この苗字は、わりと気に入っている。

実界の学校の授業は暇だ。私にとっては休憩時間扱い。寝るわけにはいかないが、授業中はほとんど寝ている。ほんのちょっぴり起きている、と言ったほうがいいだろうか。授業では教科書に書いてあることを教師が延々と説明している。どの時間もどの授業もそうだ。なんの意味があるのだろう。教科書を読めばいいではないか。そっちのほうがずっと早い。なんのために教師がいるのか、よくわからないが、彼も仕事でここにいるのだし、学校へ来ている人間もお金を払ってきているのだから、何も問題はない。私は年齢的に実界に居るときは学校へ通わなくてはいけないらしい。書類がそうだから仕方が無い。仕事に専念できたらもうちょっと暇になるのだけれど、そうなるにはあと数年必要なようだ。時間ができたら趣味で調べたいことはいろいろある。とくに中世の拷問道具とか。最近のお気に入りは、この間、図書室でみつけた「34文書:魅せるための拷問道具と実用のための拷問道具集」で、本の出来がとてもよかった。ああいうものが図書室にあるのを見つけると、ここの学生でよかったと思う。あのような専門書は、家にいたり、本屋に通うだけで見つけることは難しかっただろう。だけど、さすがに借りて帰ることはできないようだ。図書室に行って読みたいところだけれど、今日も忙しい。日々は忙しい。いったい仕事をしていない、学校にくるだけの実界人は何に時間を使っているのだろう。今日も仕事だ。きっと夜は遅いだろうな。誰も問題を起こさなければ、私は用済みになるのだけれど…。
ふと、大きくて暖かいものが、頭に触れた。

宏海「んだよ。おネムか?」
あいす「何を触っている?」
宏海「頭。」
あいす「邪魔よ。手をどけなさい。」
宏海「ん。ワリ。」

いつの間にか眠っていたようだ。授業はとっくに終わっていて、教室に人気がなくなっている。いつもはちょっぴり起きているのに。宏海に頭を撫でられるまで起きられないとは、情けない。いつから眠っていたのだろう。もしかして疲れているのだろうか。宏海に撫でられた部分がむずがゆい。暖かいのはあまり好きじゃない。私の種族が雪女だからだろうか。どうにも落ち着かない。いつまでも、暖かさが残るようで、撫でられた部分をかいてみた。

宏海「つか、オマエ、疲れてんの?大丈夫かよ。」
あいす「…そうかも。あんたや太臓の面倒も見なきゃいけないし。」
宏海「ハハッ。俺もかっ。」
あいす「なんでニヤニヤしてんの。」
宏海「なんかさっきまで顔色悪そうに見えたけど、今は血色(けっしょく)いいから。」
あいす「あたしはいつもそんな顔色よ。」

実界にいると、いろんな男から言い寄られる。思春期とか言い換えているけれど、学校には発情期の年齢が多いのだから仕方が無いかもしれない。同一の年齢がここまでの量集まる集団というものは、学校以外であるだろうか。しかもこんな発情期の不安定な時期に男女混合で集めてよく暴動がおこらないものだ。発情期の猫を集めたらどうなるか、想像してみればわかりそうなものだけれど、人間はそうはならない。寄ってくる男は数知れずいたけれど、誰かを相手にしたことはない。そういう人間と話して思ったことは、何にも考えていないのだな、ということだった。単純に顔のいい異性と話したいだけの気持ち。なんの意思もなく、なんの思想もない。話すこともないのに、顔につられてよってくる。花の匂いによってくる虫のような存在だ。だんだん私は実界の男に興味を失っていった。ところが、ヘンなヤツが現れた。宏海という実界の男だ。下心があるわけでもないのに、私に普通に話しかけてくる。発情期がないのだろうか。年中発情期の太臓と一緒にいて調度いいのかもしれない。何の用もないのに話しかけてくるそのへんの男と、なんの用もないのに話しかけてくる宏海は何が違うだろう。違いはよくわからない。聞いてみてもきっと納得できる答えは返ってこないだろう。自問しても答えられないのだから。そもそも私と話してなにが面白いというのだろうか。

宏海「ま、無理すんなよ。」
あいす「あっ。」

今度は頭を乱暴に撫でられた。そのまま宏海は踵を返す。一体何のようだったんだろう。聞くことはできないまま。追いかけて聞いてみるのもいいけれど、なんだかそっとしておきたかった。動くと撫でられた暖かさが消えてしまうように感じたから。撫でられた頭に手を持っていく。撫でられた箇所も暖かいが、なにより顔全体が暖かくなっていることに気づいた。宏海に撫でられた部分がむずがゆい。暖かいのはあまり好きじゃない。私の種族が雪女だからだろうか。どうにも落ち着かない。でも、暖かさが残るように、撫でられた部分をかいてみた。


)O。('∀`)
もうここまで僕の中では決定しているんだよォオオオオオ!!!うお!宏海カッコイイ!バー・ニー・ラー!!(バーニングラヴの略)!COOL!COOL!COOL!よろしいならば素直クールだ!
なぜか唐突に太臓もて王サーガSS。しかも宏海×あいす。意味がわからない。そもそもなんでこの文章がここにあるのか。ここはジョジョサイトじゃあないのか。そのうえSSなんて書いたことないのに、初めて書いた文章が、なんでこんなに長いのか(想像以上に、長くなった。2500字ぐらいか)その前にオマエそんなにキャラ萌えしてないじゃん(これが一番問題かもしれない)。…まあいいか。

kenzo「なんか…その…オマエ、痛々しいな…。っていうかキモイ。」
kei「やかましい!そんなことは覚悟の上だ!SS書き手に失敗などない。あるのは冒険者だけだっ!」

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追記:
ちょっと気になって調べてみた。さすがジャンプだ。なんでもあるぜ。
http://hell.hacca.jp/mt/
http://mkss.sakura.ne.jp/ps/