後味

ハリーポッターの話です。ハリーポッターシリーズを全部読んでいる、そのうえ映画も全部見ている、いわゆるファンなのですが、映画版を見た、という話をしたら「後味悪いよね」と言われました。え？個人的には今回の映画は、無理に全部の要素を入れようとしないで、キレイに切り捨ててあって見やすいな、と思ったんですが、人によって違うみたいです。と思って思い返してみると、いままで「ピンチ→大逆転！」で勝利を収めて1話終了、という形式にたいして、今回の話はセドリックの死で話が終わります。救われない。
ハリーポッターの話って、結局ヒーローモノで、すごく苦労するけれど、最後は逆転勝利！みたいな逆転劇が面白いわけで、誰も悲劇で話が大きくなるのを望んでいないのかも。っていうか、そもそも1話が長すぎて、その上1話の終わりは悲劇かよ！みたいな感覚。この次（5話）なんて唯一の肉親で理解者だったシリウスが死ぬわけだし。
そんなことより、映画版は役者が成長しすぎていて「こんないい男でいい年なのに、この二人は、あんなアホなことをやってるのかよ！」とハリーとロンにツッコミをいれる。あとハーマイオニーはカワイイ。