アレルギー反応

僕はアルコールアレルギーなので、アルコール類は一切取りません。意図しないで摂取してしまう場合、体調不良に陥る。注射の前にアルコール消毒するが、皮膚が反応して真っ赤に腫れるし、飲むと認識はしっかりせず、動悸、息切れ、四肢の体温低下、嘔吐の症状が見られる。まあ、食料に多少入っているぐらいならば、なんか異物を感じる程度で死ぬわけでもなく、重度の蕎麦アレルギーとか小麦アレルギーよりずっと大量に食べられるものがあるし、そのほかの食べ物の好き嫌いは止めたので、問題は特にない。
このように肉体的アレルギー反応というものは、僕の努力で解決できるだろうか?この問題に対して100人以上の反応を見ているが、思考が新しい人間は「アレルギーなら仕方がないね」と言うが、思考が古いの人間は「鍛えれば大丈夫」「毎晩飲め」「俺(私)の酒が飲めないのか」と努力や根性で解決できると信じている。アトピーや喘息の人間を見たことがないのだろうか。
さて、次の問題。アルコールにおける肉体的アレルギー反応ではなく、精神的アレルギー反応というものがあるのだろうか。人間を生きたまま解剖していくのを見ても平気な人間と、拒絶反応が出る人間がいる。前者は外科医であれば、当然できることだが、後者が大半の人間ではないだろうか。これは克服可能だろうか?ゴキブリを素手で握りつぶすことは可能か?糞便を食べるのはどうだ?上空3000mからスカイダイブするのはどうだろう?これらは肉体の限界値ではない。精神の問題だ。これらは克服可能だろうか?僕は不可能だと思う。鍛えればなんでもできるのではない。そういった拒絶反応は、アレルギーのように克服できない。ところが努力や根性で解決できると信じている人間が多い。