長期連載の弊害

武装連金打ち切りかなぁ(いや、まだわからんけど)和月さんは荒木先生に帰ってきて欲しい雰囲気満載でしたが、その漫画さえも打ち切られてしまう始末。ところで打ち切り打ち切りって悲しんでいるけれど、「長期連載の弊害」ってのがあると思う。あのさぁ、ジャンプの漫画って「長すぎる」と思うのは僕だけなんですかねぇ?例えば、漫画で10冊とか普通にある。ジョジョなんて70冊以上ある。でもそれを読むって、大変じゃない?たとえば第6部から入った人がいて、「漫画買いたいけど、この前に60冊もあるのかよ!」って思ったらうんざりしない?たとえば第1部から読んでいて「漫画70冊にもなっちまったよ!」って思って片付けてしまう人とかいるんじゃあないの?他人から「ジョジョ貸してよ〜」とか言われても「お前何冊あると思ってんだよ!」って答えてしまう。実際全巻貸したらどんだけ重いと思ってんだ。長期連載っていいことなのか?という疑問を誰も持たない。商業的に見れば、安定収入し、固定ファンがつき、大量の漫画が売れるから良いことだというのはわかる。すでに入っている読者なら楽しみが続くのはいいことだ。けれど芸術的から見たら、それって全然いいことじゃあないと思うんだけど。小説で考えたら、もっと簡潔に洗練されているはずじゃん。5冊とか10冊程度で完結するぐらいの漫画をジャンプでやったらいいのになぁ、といつも思う。連載期間でいうと2年ぐらいで。