おいしい氷の話

他人に言われて気づくことというものがあります。全然意識していないけれど、普通の人はそんなことをしない、できない、というものを、意識しないでやっているもの。特に一人で行っているものに多く、それは家によってやり方が違ったりするものに依存するようです。たとえばトイレの仕方とか、お風呂で体を合う順番とか。
とまあ、そういった隔離された社会における文化の変質化の話もあるんですが、この間、飲み屋に行って飲んでいたときに、先輩から言われた言葉。「あんた、氷、好きだよねー。」は?氷が好き?ナニソレ?「だっていっつも氷食ってんじゃん。」だって僕は酒飲まないからウーロン茶なわけですけど、そんなにガバガバ飲んでらんないじゃん。あんなの2杯も飲んだらもういらんよ。でも、こー、場が持たないというか、口にしたいというか、そういうときは、飲み終わったウーロン茶のコップに入っている氷をガリガリ食べているわけです。でも別に好きか?って言われると「いや、別に?」と感じちゃうわけですよ。
ところがね、よーく考えてみると、僕はかなり氷食べてる。そう考えると、あれだな。おいしい氷について、ちょっと考えてみようかな。む?それは土星の輪から取れた氷だね。ガリョゴリ。んまい!クワワッ!的展開。
んじゃあどんな氷がうまいのか。土星の輪の氷なんてさすがに食べられないので、普段食べる機会のある氷について考えてみよう。
最初に冷凍庫で作る自作の氷ですが、大きさがなぁ、ちょっと気に入らない。普通の製氷機で作る氷はデカイ。その上、空気の入り方が気に入らない。もうちょっと空気を抜いてほしい。つまりゆっくり凍らせないといかん。しかも氷を放っておくと、どんどん霜がついてきて、味が落ちる。目標は、冬場、屋外にあるような氷。あと、家で氷なんて作らない。冷たい飲み物が飲みたかったら冷蔵庫から出してすぐ飲めばいいじゃん。なんで常温に放置しておくの?家だったら氷って入れないんですけど、普通の人は入れるの?
マクドナルドによく行きますが、あそこの氷は食べません。なんていうか、あの、マズイ。粒が小さいし、空気が大量に入っていて歯ざわりが悪いし。あんな氷菓子あったなぁ。まあ、氷菓子なら許せるんですけど。あと、あれは機能的で、急激に冷やすとかにはいいんだけど、食べるのにはちょっとなぁ。
ちゃんとしたお茶屋のアイスティとか頼むと、いい水でいい氷を作っているんですが、どーもなぁ、これも、でかすぎる。しかも空気を入れないから硬いわけですよ。でかいから噛み砕きたいんだけど、硬い。食べづらい。
んで発見した。サブウェイ。これちょうどいい。氷の形状が独特ですね。ほかでは見かけません。なんで?製氷機のブランドの問題か?水質はイマイチだけど、氷の空気含有量、大きさがすごくいいんだなぁ。しかも、氷って水ですから、カロリーゼロだよ?水をガバガバ飲むより、ちょっとの量で潤うし。
ところで質問なんだけど、氷って普通食べないの?