毛布と綿布団

今年の目標が「ゴミを捨てる」だったので、夏場に予定通り布団を捨てた。布団はだいぶ使い古されたもので、生地がぼろぼろ、中の綿が出てきていたのだ。
というわけで、布団を捨てたのはいいけど、夏場は何の問題もなかったのだが、今度は寒くなってきて、布団が不足してしまった。
そこで気づいた。
僕は布団というものを買ったことがない。
一人暮らしを始めたときに、実家から持ってきた布団のまま過ごしていたのだ。布団本体の生地が破れても縫って使っていたし、カバーは替えていたので、本体を買ったことがないのだ。
そこで布団にはどういう種類があるのか調べることから始めた。
・タオルケット
バスタオルのでかいヤツ。だいたい夏場はこれがかかっている。洗いやすく、敷いてよし、かけてよしの万能スタイル。ただし薄い。
・毛布
カバーなどはせず、直接かける。薄手のものから厚手のものがある。丸洗いできる。布に毛が直接ついている。
・綿布団
ワタを生地で包んだ布団。キルティングなどの加工で中身が偏らないようになっていたりもする。普通はカバーをかける。吸湿性など日本の気候に合っているが、ワタなので重たいため、最近はあまり人気がない。
・羽布団
羽を生地で包んだ布団。キルティングなどの加工で中身が偏らないようになっていたりもする。普通はカバーをかける。通常は水鳥の羽である。
・羽毛布団
羽毛を生地で包んだ布団。キルティングなどの加工で中身が偏らないようになっていたりもする。普通はカバーをかける。柔らかな羽毛だけを使っており、軽い。羽布団とは違うので注意。
上記がわりとありがちなもののようだ。
もっと詳しく知りたい人は、布団サイトに行くと良いだろう。
しかし調べてわかったのだが、僕は綿布団と毛布の区別さえついてないなかった。以前使っていたのが綿布団だったので、綿布団を探していたら、あんまり取り扱いが少なくて「なんでなんだ?」と考えていた。知らないことっていっぱいあるもんだなぁ。自分が何を知らないのか、ということを知らないのだ。そして自分が知っているものが、多くの人も知っていると思いこんでいる。
結局、毛布を買って、今年の冬は乗り切ることに。毛布あったかいなぁ。静電気もぜんぜん起きないし。すげぇな、最近の技術は!