僕のほうが弱い

あー、まー、よく思うことがあって、僕、弱いんっすよ。もう最弱。ラバースです。マギーです。最弱がもっとも恐ろしい的な話です。自分が誰かより優れている、って思うことって滅多にないんですよ。よく、世の中の男尊女卑の世界でね、男なんだから○○して、とか女なんだから○○しろ、とかいう話を聞くじゃないですか。で、社会にいると、少なからずそういうところを見たり聞いたり体感したりせざるを得ないじゃないですか。でね、たとえばね、肉体的なことに関して、僕、めちゃくちゃひ弱ですからね。そもそも先に「運動はしません」って言ってるしね。今度、妹の引越しがあるんですよ。あと友人の引越しもあるんですよ。だけど僕、そのときに参加する女の子が持てるであろう重たいものを、持てないから。箪笥とか運べないから。絶対。だって、それで骨折とかされたら相手も困るでしょ。えー、手伝ってもらってごめーん、でも、それはないわー、ってなるでしょ。僕、会社に遅刻ぎりっぎりの電車に駆け込み乗車したら(30秒ぐらい全力で走った)、気持ち悪くなって、途中下車してるからね。そんで5本ぐらい電車が通り過ぎるのを、ぼんやりホームで眺めていたからね。
時々、「高校時代スポーツしてたんでしょ」みたいな話になるじゃないですか。社会人になってもなるじゃないですか。アホかと。オマエ何年前の話してんじゃい。こっちはここ5年以上、運動してないっつーの。
まあ、そんなわけで、僕は自分より女性のほうが弱い、と思うことはありません。女子供を全然甘やかさないので、注意してください。男だろうと女だろうと、子供だろうと老人だろうと、肉体労働に関しては、もうかなり平等な人間です。いや、そうだけど、電車で席ぐらいなら譲れるよ。お前ナメてんのか。