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スティールボールラン・湖畔のルール(2)
ネタバレ注意
なんとなく、勢いがすごすぎて「すげーすげー」言いながら展開を見てしまって、後になって気づいたんだけど。
「得た物体を、売買して使い切らなくてはならない」って言うルールについて。
だったら、「ダイヤ→権利書+現金」は、もう「ダイヤ」を使い切ったってことじゃあないのか? そこで得た「権利書+現金」は、「ダイヤ」を使い切った結果に得たってだけで「湖畔のルール」とは関係ないはずだ。もしそうじゃあなければ「使い切る」なんてできない。金銭はソレ相応の物体と交換するしかない。得た金銭で料理を食べた、じゃあ食べた料理を使い切るってなんだ? 得た料理を「売買」していないじゃあないか。「売買の成立」は、ものを買った時点で終了で、買ったものはもう呪いには関係ない。まあ、そんな細かく見ているより、スゴミで読ませてしまうところがすごいんですが。
「負けなくてはいけないギャンブル」ってのを、もっと見てみたいなぁ。ダービーザギャンブラーとか、じゃんけん小僧が好きなんです。
ところで、突然「遺体右手」を手に入れた展開が理解できなかったけど、何度か読み返して理解可能に。最初は、ページ抜けか? それとも編集者がミスったのかぁ? とか思った。時間が突然巻き戻っているのね。あと、ウサギの手を湖に落としたのね、その指はどっから手に入れたんだよ、とか思ってしまった。
11人いる、って、敵が一言もしゃべらないから、単純に不気味。ノートリアスBIGみたいに、愛着が沸かない敵になってしまうかも。最近のS.B.R.の敵は、全員思想がカッコよかったからなぁ。