感動屋

感動する物語が上だとどうして思ったのだろうか。恐怖する物語が上だとどうして思ったのだろうか。腹が痛いほど笑える、泣いて悲しめる、打ち震えて感動する、怒りを露わにする、切り口が斬新だ、その発想はなかった、どうしてそれらが上だと思ったのだろうか。
それらはただの、感情の一部だ。上下はない。