リサイクル考察:モノを大切にしよう!

赤信号で立ち止まっていると、「モノを大切にしよう!」と書かれたごみ収集車が僕の前を通り過ぎた。なにかがおかしい。もう一度、いまの映像を見てみようと、脳内で映像を再現してみた。そして、ああ、なるほど、と納得し、僕は信号が変わったと同時に歩き出した。
もし、本気で「モノを大切にしよう」と訴えるのであれば、それは「買う時」だ。「捨てる時」に訴えるのは見当違い。捨てると決まったときには、すでにそれはゴミだ。ごみ収集車が言うことがあるのであれば、分別しなさい、ぐらいだろうか。誰よりも、スーパーやデパートや、多くのものを売る業者側が「買う前に検討しましょう」と言わないと、モノを大切にはしない。
この発想は、増税の場合も見受けられる。国家の金がない場合、支出を減らすか、収入を増やすか対策をする。収入を増やすのが増税だが、本当に必要なのか?と問うことがまず優先だろう。

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