相対的な見方、絶対的な見方

現象に対して「ただそうあるだけだ」という見方をしてしまう。できるだけ物事を素直に見ようと思っているし、どんな見方があるのかを考えてしまう。ところがそういう風に見ようと思っているせいで、善悪の区別無く、醜美の区別無く、正誤の区別無く、ただあるままに「ああ、そうなんだ」と思って、それを口にしてしまうことがある。
具体例としてあげるならば、よくあるのが女性の肉体関連の話
どうにも、女性にはそれが肉体的欠陥だと思い込んでいる面があって、僕にはそれが欠陥に思えていないことが多々ある。たとえば太っているという現象。健康を損なわなければ何も問題ない、と僕が本気で思っていても、相手は本気でそれを否定している。僕から見たら、どこが太っているのか観測もできないし、そんな1kgだか数百グラムだかで一喜一憂するのも、よくわからない。そもそもなぜ太っているのがマイナスだと思っているのかもよくわからない。たぶん文化論なのだろう。現在日本は痩せているほうが優れていると思い込む文化なのだ。くだらんと僕は思うが、多くの人はそう思っていない。その発想のせいで、僕の考える美しさが損なわれることが腹立たしいが、それは僕のエゴでしかない。自分の考えと現在流行の文化に差があるというだけだ。
しかしそういった差によって、僕は女性に対して太っているってことがマイナスだと本気で思っていない態度を取ってしまうことがある。以下は実話である。
「あたし太ってるんですよー」「そう?ぜんぜんそうは見えない」「見えないお腹とかに肉がね」「ほう」→腹の肉をつまむ「うん、ゲームのぷよぷよを思い出すね」
あー、ホントに、ごめんなさい。後から考えるとねぇ、女性ってそういうの気にするんだ、と思い出すわけですよ。っていうかね、それぐらいのほうがよくないか?いやフォローとかじゃなくて。フォローにしか聞こえねぇ。マジでそう思うんですけど。ガリガリなのって、そんなに魅力的か?抱き心地がいいほうがよくないか?どうみてもフォローです。おかしいなぁ。正直に言っているのにまったく通じない。
これってねぇ、その、男性の仮性包茎とか大きさも同じ傾向にあると思うんですよ。唐突にへんな話になったように見えますが、同じレベルの話です。そんなこと、女性はほとんど気にしてない。だけど男性本人が気にしていることが多い。んなとこどうでもいいんだよ!ということを女性も男性も、自己について悩んでいるようだ。ほほえましいと見るべきだろうか。

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今日の買い物
ウルトラジャンプ ようやく購入。立ち読みできる本屋がつぶれちゃったのが残念だ。しかし購入してよかったかもだ。ひっさしぶりに心の師匠ディスティ・ノヴァ教授も見られたことだし、レラレラレラレラ♪