最近のお墓事情

墓参りに行ったんですが、最近の墓石っていろんなデザインあるのなぁ。友達の墓は苗字がローマ字で、彼の写真から起こしたであろうランニングスタイルの全身写真が彫り込んでありました。さらにたぶん想像されている日本スタイルの縦長墓石デザインではなくて、外国墓地なんかで見るような横長デザイン(映画とかでしか見たことないから想像ですけど)これを建てた家族の人が悲しいのはわかるし、形に残しておきたい気持ちも理解できるけれど、この墓は彼個人しか入らないのか?これから家族がここに入るとは思えないデザイン。
他を見渡してみても、いろんな墓石がある。球形だったり、灯篭型だったり、三角錐のようなのまである。好きな文字が彫れるようで、「愛」とか「和」とか、いったい誰が入ってるんだ?これって墓石ですよね?というような墓石がずらり。外人がこの墓地を見たらなんて思うんだろうか?(外人の宗派による)核家族化が進み、墓は一族単位ではなくて、個人単位で存在する時代なのだろう。
失って悲しいのはそれだけ在った時間が幸福であった証拠だ、と決めている。だから悲しいのは好きだ。