サンタクロースの話

まだ引っ張ります。そろそろバレンタインデーの痛々しいネタに移る時期なのに、まだクリスマスの話。
子供の頃から親から直接おもちゃをもらっていたので、「サンタなんているわけないじゃん。」と思っていたのですが、近所に住んでいる友達の家に、宅配の人がサンタクロースのコスプレで子供におもちゃをプレゼントする、という人に出会いました。
あれ?サンタがいる。サンタっていないんじゃあないの?それとも本当はいるの?あの人はいったいなんなんだろう?
なのでその人に質問することにしました。
僕「あの、すいません。」
サンタ「はいはい。」
僕「サンタさんですか?」
サンタ「そうですよー。」
僕「今日はソリじゃないんですか?」
サンタ「雪じゃないからねー。」
僕「なんでこの家にきたんですか?」
サンタ「この家の子がいい子にしてたってお父さんから連絡があったからだよー。」
僕「なるほど。ありがとうございました。」
サンタ「じゃーねー。」
サンタのプレゼントって自己申告制だったのか!なんでウチの親は申告しないで自分で買って渡すんだろう。
このときのおじさんが上手でした。
ところで、サンタクロースは職業であり、父親であると同時に会社員だったり、会社員であると同時に家を持っている、など、つまり同時に一人の人間に対して複数存在するステータス状況である、と認識できる。
上記の定義であるとすると、サンタは「いる」じゃないか。一時的アルバイトで父親がサンタをやっているのだ。「サンタクロースなんてお父さんなんだよ」ってそれは合っているじゃあないか。「そうだよ。」って親が言えばいいんじゃあないのか?「あのソリに乗ってるとか、そういうヤツもいるかもしれないが、僕の知り合いにはいない。」といえばいいじゃん。サンタの給料は子供の笑顔か?上のおじさんのように仕事でサンタクロースをやっている人もいるだろう。人に払われる報酬は、常に金銭か名誉だ。