ボランティアについて02

なんだかいらない勘違いを招く書き方をしたのは、書き手が悪いからですが。情報はいつでも発信者のほうに問題がある。受信者が不特定多数であれば、当然おこる誤解もあるわけだけれど、それでもそれを意識できない発信者が悪い。そんな言い訳をまずしておいて…
募金を募っているほうが偽善だから嫌いだ、とか、じゃあ募金なんてしねぇよ!という話じゃあない(実は募金はしている)。そうやって小銭でも困った人たちのためになるわけですし。何度も言うけど、偽善のほうが役に立つならそっちを選ぶ。問題は、偽善なのに気づかないところ。あの募金団体で作業している人って、「路上で小銭集めなんて無駄だからこういう方法で稼ごう」とか言い出さないのかなぁ。個人的にはコンビニで「xxxx円も募金が集まりました!」なんて書いてあるのを見ると「少ないな」と思う。あんなの1人1日も働いたら稼げる。でも、人員も集金も時間もかけず小銭を集める方法として、コンビニにああいうボックスを設置するのはナイスアイデアだなぁ。
あとさぁ、ちょいと思ったんだけど、その募金で集めたお金はその団体維持に大半使われているって知らない人が多い。多数の募金団体があるようだけれど、それを維持するのに時間を使うってことは、大金を払っているって自覚が足らないと思う。例えば、募金をする人員がどこに何人いるのか把握する時間、それらに効率よく作業してもらうための指示をする時間、名簿を作る時間、会議する時間、会議場を借りる金、光熱費、団体を維持する金、というのは、想像以上にかかる。
ユニセフなんて募金の90%近くが維持費に使われてるなんて言われてるしねぇ。でも、それでも他の募金団体より大金を現地に送っているんだから、役に立ってる。

                • -

間違えて上書きしちゃった…「ボランティアについて01」は、募金を募っている少年少女にアレな格好やこんなしぐさを仕込んだらもっと大金手に入れられるなぁ、という駄目な人の妄想の話(ぇ