萌えと経済学

とある中国企業の社長と飲み会で話をすることがあって、その人は日本人なんですが、
「数年ぶりに日本に帰ってきて、秋葉原に行ってビビった。なんだこの状態。ラジオ館にはフィギュアが溢れかえっているぞ、知ってるか?どうやら、これは「萌え」とか言うらしいが、これだけいろいろあると、もしかして世界経済に日本は輸出できるんじゃないか?」
など、なかなかグローバルな視点で話をされる方で、とても楽しく話していたんですが。うーん、輸出ねぇ。これって分類はなんになるんだ?美術品なのか?日本が世界に誇るものは漫画とアニメなんてよく言われますけど、冗談じゃなく、ありえるのか。今でこそさげすまれた扱いを受けていますが、そのうち芸術家扱いになったりするのか。
「k4君、これとかすごいよ、知ってる?」
と、シータの同人エロ本を鞄から出して見せてくれました。ええっ、社長、それは、ちょっといきなりディープじゃねぇ?さすがにイキナリジブリはきついって。ほら、まずはどうかなぁ、これとかどう?マリ見て。これ最近の流行。これおさえとけばなんとかなる。とか、いえない、いえやしないよ。
いつもどおりの極自然なポーカーフェイスで「えーーーーと、なんだったか…ああ、ジブリアニメでしたっけ?」と答えました。さすが僕。