ホントは好きなんだろ?

そろそろいいか。熱量の問題があって、熱くなっているうちに打てというが、鉄じゃないから冷めないとうまく打てないものがあるので時期を置いてみた。
アンチ巨人も巨人ファン」という言葉がある(らしい)。なかなか的を射た言葉だと思う。本当に嫌いなら見ないのだから「むかつく」とか「八百長じゃん」とか言いながらも、試合状況を逐一知っていたり、試合結果を気にしたり、メディアにそのことが流れることは、結局ファンと同じように気にしているという意味では同じ。嫌われ芸人といえばいいのだろうか、細木数子(だっけ?)とか、女尊男卑の田嶋(だっけ?どうでもよいので調べる気はない)とかも、同様の傾向にある。そうやって嫌われることで、他人の目をひきつける能力だ。嫌いだ嫌いだといいながらみんなが見る(視聴率が稼げる)から、彼らは存在できる。
そこでだ。某疑惑のボクシング選手の試合を気にするってことは、君ら結局ファンと同じじゃん、と思うのは僕だけなのか?試合を逐一追っているって、どんだけ大好きっ子だよ。いじっても別に面白くない存在なんだから、見捨てればよいのではないだろうか。彼を批判しているボクシング界の人たちは、どう考えているのだろう。もしかしたら、下火だったボクシング界に多くの人が目を向けてくれたことに感謝しているのかもしれない。嫌われ者だろうとなんだろうと、目をひきつける、というのがテレビタレントの能力だからだ。むしろテレビタレントにそれ以外の能力は不要か。