きみの目を覚ます100の言葉
030.
「安心」より「不安」の方が「売れる」
発揮し続ける能力
有名な週刊誌に連載して10週で打ち切られるような、ぜんぜん面白くない漫画がある。よくある話だ、ほとんどの人はその漫画のタイトルさえ思い出せず、ときたまマイナーな趣味の打ち切り漫画好きが覚えていてる程度のそんな漫画。
しかし、何かを表現する側の人間からみれば、一度でも良いからそういう場に立てただけでも、幸運だし幸福じゃあないだろうか。音楽で一発屋だと言われる人々や、昔はよかったと言われる人々も、作品を作り、多くの人に認められた。それは惜しくも一時的なものだったかもしれなかったけれど。
そういった表現したいと望む姿勢と、さらに持ち合わせた幸運を持っても、やっと打ち切り漫画になる程度なのだ。多くの人は、表現者ではなく、ただの観客である。そして評価とは、表現者がするのではなく、いつでも観客がするものだ。
まあ、そんなわけで長期連載漫画からくりサーカスが大団円を迎えたわけです。もうね、号泣っすよ。すげぇっすよあんた。そしてそんなすげぇ作品作るのも、人間なんだ。
-
-
-
-
-
-
-
- -
-
-
-
-
-
-
今日の買い物
からくりサーカス(43)大団円。お疲れ様でした。ただ、フェイスレスの最後は、二人を祝福して終わるのかと思っていたが、後悔したまま死んだのだ。相応のことをやってきたのだから、ふさわしい最後だと、作者が判断した結果なわけだし、納得もできる(最後に人間性を取り戻したし)、すげぇいい話で泣ける、けれども。非モテ神フェイスレスこと白金に、白銀とフランシーヌの二人を祝福して欲しかったという僕の願望だ。
つよきす(1) 皇ハマオ けっこう良い。原作を知らなくても読めるほどに。
竜鳴ツンデレ白書2 商業誌なのに同人というのはおかしいが、とにかく同人だ…フフ(アンソロだからねぇ)